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口腔ケアの実践スキルにはどういったものが求められる?

介護施設や一般家庭での訪問看護の求人が増加しています。70代、80代以上の高齢者の多くは、以前は大家族の一員として、家族が世話を行うのが普通でしたが、最近は核家族化が進み、高齢者世帯も一人暮らしが非常に多くなりました。政府(内閣府)の調査では、65歳以上の高齢者のいる世帯は、平成23(2011)年では、世帯数は1,942万。全世帯は4,668万ですから、実に41.6%が高齢者のいる世帯なのです。

ですが、約2,000万世帯の半分は「高齢者夫婦」「高齢者単身」世帯。つまり、1,000万世帯が高齢者だけの世帯といわれています。こうした世帯の多くは若年層よりも行動範囲が狭く、医療機関にかかる事が多くなりがちです。錠剤の投与も多いため、口腔内の清潔には注意が必要となります。

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特に、インフルエンザウイルス感染は鼻腔や口腔からの侵入ですから、単に歯の汚れ落としだけを考えればよいわけではありません。最近問題となっているのは、介護施設での介護福祉士による未熟な対応のケースです。歯科衛生士がいる場合はよいのですが、問題は脳梗塞などによって「片麻痺」のある高齢者の場合です。

片麻痺は、人体の左右どちらかの感覚が麻痺していますから、必ず麻痺側の口腔が汚れやすくなります。口腔は一つですが、どうしても麻痺側が半開きの状態になりがちです。そのため、数多くの要介護者を扱う介護福祉士は、口腔内の清掃で「利用者の反応がない」ため、しっかりと汚れの除去をしないまま、時間に追われて、口腔内の最終チェックを怠ってしまうことが多くなります。

口腔ケアは、まず検診を行い、口腔清掃、義歯がある場合は、その着脱と手入れ、咀嚼・摂食・嚥下のリハビリテーション、歯肉・頬部のマッサージ、口臭の除去、食事の介護、口腔乾燥の防止など広範囲の及びます。特に「口が渇いてしまう」症状が口腔乾燥症(ドライマウス)に発展すると厄介です。乾燥は、唾液の量が減る事を意味します。 「しゃべりづらい」「食べ物が飲み込めない」「味覚が不安定」となれば、糖尿病の可能性もありますので、口腔内の清潔とともに、部屋の空気を入れ替えるなどの方法も必要になるのです。

中年女性の発症例が多い、シェーグレン症候群は口腔ケアを特に必要とする症例です。ドライアイとともにドライマウス症状は自己免疫疾患です。ですから、スキルにはこうした症例情報も常に頭に入れておく事が必要です。

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