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呼吸理学療法とは??

呼吸理学療法、恥ずかしながら、はじめて耳にした言葉です。まあ、ほぼ素人だしね、仕方ないかと開き直ったところで、さて、勉強してみました。ふむふむ、呼吸が困難になった方のリハビリテーションですな。受け身の医療ではなく、現状を少しでも維持するために患者本人もできる努力をしようぜ、というもの。意図することはわかるけれども、私みたいに面倒くさがりで努力が苦手な人間は、周囲の人を困らせたり怒らせたりしてしまいそうな予感。その反面、前向きな患者さんにはすごく効果が期待できそう。筋・神経疾患の無い患者さんの場合に限られちゃうけど。
 私の見る限り、このリハビリは呼吸に必要な筋肉を鍛える・肺胞の柔軟性を保つ、この2点が目的と思われる。じゃあ、呼吸に必要な筋肉ってどこなのよ、となるわけだけど、それは主に横隔膜と肋間筋。特に横隔膜がポイントのよう。いわゆる腹式呼吸は、横隔膜を使った呼吸のこと。寝ている人を観察すると、お腹が出たり引っ込んだり。あれは腹式呼吸によるもの。だから、意識してあの動作を大げさに行うことで鍛えられる。できるようになったら、少し負荷をかけて。カラオケでお腹を押さえながら歌うのだって、トレーニング。マウスピースを使う楽器もね、横隔膜の支えがないと音が安定しないから、良いトレーニングになる。そして、この2つ、胸いっぱいに空気をためることで肺胞の柔軟性も保つことができる。
 では、肋間筋ってどう鍛えるの、って話。これは主観で言うけれど、姿勢の良さを保つことじゃないかな。前かがみだと肋間筋は常に収縮した状態。姿勢を正すことで、肋間筋は本来の役目を取り戻す。伸びたり縮んだりができるようになる。さらに胸郭も広がって、一石二鳥。やっぱりよくわからない、という人にやってみて欲しいこと。前かがみで、あばらのすぐ下を押さえて息を吐く、それから吸う。それと姿勢を正して腰に手を当てて息を吐く、それからお腹を突き出すように息を吸う。吸気量の違いが体感できたのでは?
 筋・神経疾患を患っている方でもできるのが、息止めですって。吸気が肺の奥まで達するまで待ってあげることで、肺の柔軟性を保つことができるということだね。こまめに吸ってまとめて吐くのも効果的みたい。 排痰も、体位を変えて重力を上手に使って行う方法が、患者さん自身にもできることとしてあげられている。
 自分のことだからね、その時が来たら、私も前向きに取り組まないとね。

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