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看護師にとって一番のやりがいとは?

看護学校や看護系大学、看護学部は今や数少ない「新設ブーム」が続いています。看護師は全国に100万人、准看護師も入れると140万人が働いているにもかかわらず、全国で看護師の数は不足しています。日本の人口は減少し始めているのですが、看護師が足りない理由は「高齢者の増加」です。つまり、看護師の多くは乳幼児に関わるよりも高齢者と関わる方が圧倒的に多いのです。

現在65歳以上の高齢者は人口の25%(平成25年9月15日)。4人に1人は高齢者ですから、加齢に伴う疾病患者が自然増になります。診療科目では、小児科や産科婦人科など以外は、大抵高齢者が多くなりがちですので、外来でも高齢者との付き合い方が重要です。それと同時に高齢者とその家族が来院するケースが増えますので、直接受診しない人で溢れる事が想定されます。

患者にとって看護師はみな同じ職務に当たっているように感じられます。確かに最近は名札を下げていますので「師長」と「看護師」がいる、くらいは判断できますが、それ以外は「若い看護師さん」「ベテランの看護師さん」「高齢の看護師さん」という見方が普通なのです。

では、看護師は縦社会ではない、ということでしょうか?多くの看護師はコミュニケーションでストレスを抱えています。医師と看護師の間には指揮命令系統がはっきりしています。師長と看護師の間には確かに上下関係はありますし、看護師と准看護師や看護助手の間の関係もはっきりしています。

ですが、仕事で満足感を得られる場面が、一般の会社員や公務員とは違っている、といえます。会社員では事務職と営業職、研究職などと様々なセクションに分かれています。彼らが仕事上で一番やりがいを得る時は「自分が認められた」という実感です。顧客の信頼を得た瞬間、あるいは契約を交わした瞬間、そして会社内で認められ、昇級したときなどは満足感を得るのです。

看護師の場合は、基本的に「昇進」を目標とする組織にはなっていません。全ての看護師が患者とマンツーマンで対応することで、実力を発揮します。一般の会社や役所では、組織内だけの人間関係ですが、看護師は病院の中でも外でもそのスキルが社会に役立ちます。看護師にとって一番のやりがいは、自分にしかできない「ケア」をすることで、患者の感謝の気持ちを受取ることです。これは、他のどの職種とも違う世界観を持った独特の職業といえます。

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